【甲子園】生まれつき難聴の県岐阜商・山口 左耳に補聴器をつけて聖地のマウンドへ

[ 2022年8月9日 17:51 ]

第104回全国高校野球選手権 1回戦   県岐阜商1-10社 ( 2022年8月9日    甲子園 )

<社・県岐阜商>県岐阜商先発の山口。左耳には補聴器が装着されていた(撮影・北條 貴史)
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 5日に新型コロナウイルス集団感染が判明したため、メンバー18人中10人が入れ替わった県岐阜商。先発は山口恵悟(2年)が務めた。

 生まれつき両耳が難聴の右腕は、左耳に補聴器をつけてマウンドへ。しかし初回、先頭の大西に四球を与え、1死三塁のピンチで4番・笠井に中前先制適時打を許した。

 続く2回にも先頭の7番・芝本に四球を与えると、1死一、二塁から3連打を浴びて3失点。ここで2番手・小林にマウンドを託して降板した。

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