阪神・木浪 約4カ月ぶりの先発でマルチ安打「この試合にかけていた」中野の代役起用からチャンスつかむ

[ 2022年8月9日 21:43 ]

セ・リーグ   阪神2-3DeNA ( 2022年8月9日    横浜 )

<D・神>7回1死、今永の打球を好捕する木浪(撮影・平嶋 理子)
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 阪神・木浪が4月13日の中日戦以来、約4カ月ぶりのスタメン起用で2安打1打点と敗戦の中で存在感を示した。

 1―0の2回2死二塁の好機では左腕・今永のカットボールを泳ぎながらも中前に運び、追加点をもらたした。今季20打席目にして初の適時打。「回ってきたチャンスだったので、この試合にすごいかけていた。今永さんを昨日からイメージしていたので、その通りできた」と振り返った。この日は遊撃の主戦を務めてきた中野が新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱。木浪は代役での起用となったが、落ち着いたプレーで結果を残した。

 「自分の仕事を1試合1試合やるだけなので。それが結果になってチームが勢いづけばなと思います」

 今季は足首のけがに悩まされ出遅れたが、チームのピンチを自らのチャンスに変えて、ここから巻き返しを図る。

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2022年8月9日のニュース