【甲子園】三重 横浜に惜敗も エース上山力投 沖田監督「終盤まで粘ってくれた」

[ 2022年8月9日 10:31 ]

第104回全国高校野球選手権  1回戦   三重2-4横浜 ( 2022年8月9日    甲子園 )

<横浜・三重> 先発する三重・上山 (撮影・亀井 直樹)
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 三重は横浜に2-4で敗れ、2年連続初戦突破はならなかった。

 先発の右腕・上山は踏み込んでくる横浜の打者に対しても臆さずに内角攻め。強気の投球で横浜の杉山と壮絶な投げ合いを展開した。8回に2点の追加点を許して降板。2番手・谷にリレーした。

 打線は2点を追う6回、先頭の端無(はなし)が左前打で出塁。1番・輪野が犠打を決めて1死二塁とすると、ベンチは2番で主将の宇佐美に代打・伊藤を送る勝負に出た。伊藤は空振り三振に倒れたものの、3番・岡田が中前打で1点を返した。9回には高山の左越え適時二塁打で1点を加えたが、及ばなかった。

 沖田展男監督は「上山は終盤まで粘ってくれた。最後は四死球が絡んで失点したが、延長戦(を見据えたこと)もあったのでそこはエース上山をマウンドに上げて任せようと思っていた。打撃は外の球を振らないようにという考えでやっていた。2巡目、3巡目はそれができてよかった」と振り返った。

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