巨人・原監督 ドラ1大勢の初失点に「どこかに尊敬というものもあった状態で次に進める」

[ 2022年4月1日 21:55 ]

セ・リーグ   巨人6―5阪神 ( 2022年4月1日    東京D )

<巨・神(1)> ファンに笑顔で手を振る原監督(撮影・大森 寛明)
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 巨人のドラフト1位右腕の大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が1日の阪神戦の9回に3番手で登板。大山に2ランを打たれプロ初失点となったが、開幕7試合目で早くも5セーブ目をマークした。巨人は4連勝で、この日敗れた広島と並び、6勝1敗で首位に立った。

 大勢は6─3の9回にマウンドに上がった。2死一塁から、大山に粘られ、カウント2─2からフォークボールを左翼席に運ばれた。1点差に迫られたが、最後は糸原を二ゴロに仕留めた。

 原監督は「いかにプロのバッターの、どこかに尊敬というものもあった状態で次に進めるということは大事なことだと思いますよね」と言及。「どういう結果が出てもね、やっぱり、全て糧にするというものがね、とても大事だと思いますね。彼はまだ守るものはないんだから」とした。

 大勢は25日の中日戦(東京D)でセ・リーグ初の新人開幕戦セーブをマークすると、26日の同戦ではプロ野球史上初となる新人として開幕から2試合連続セーブ。5セーブ目となったこの日の投球内容は1回で打者5人に対して25球を投げ、1安打2失点。1三振を奪い、与えた四死球は1。直球の最速は156キロだった。

 【大勢の5セーブ】
 3月25日 中日戦(東京D) 1回2安打0失点 MAX158キロ
 3月26日 中日戦(東京D) 1回0安打0失点 MAX153キロ
 3月29日 ヤクルト戦(神宮) 1回1安打0失点 MAX153キロ
 3月30日 ヤクルト戦(神宮) 1回0安打0失点 MAX154キロ
 4月1日  阪神戦(東京D) 1回1安打2失点 MAX156キロ

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