「とても幸せ」中日ドラ2・鵜飼 本拠地でのお立ち台に感激 大瀬良から殊勲の同点打

[ 2022年4月1日 22:33 ]

セ・リーグ   中日3-2広島 ( 2022年4月1日    バンテリンD )

<中・広(1)>初のお立ち台で、勝ち星を挙げた大野雄(左)、決勝打の阿部(右)に手を掲げられ笑顔の鵜飼(撮影・椎名 航)
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 中日のドラフト2位・鵜飼航丞外野手(22=駒大)が、1日の広島戦で、殊勲打を放った。

 1点差を追いかける8回、1死一、三塁で、大瀬良の高めの直球を右前にはじき返す同点適時打。「大野投手が頑張っていて、昨日僕がチャンスで打てなかったので、何が何でも打とうと思っていた。最初、とんでもないボールを振ってしまって、ちょっとヤバいかなと思ったんですが、冷静にその後はできて、タイムリーにつながったかな」と勝利につながる一打を喜んだ。

 一塁ベース上ではベンチに向かって思わずガッツポーズ。「1点が遠くて、どうしても1点が取りたかったので、その1点が取れて、本当にうれしかったです」。打線全体が広島のエース大瀬良を打ちあぐねていただけに、価値ある一打に本人も興奮気味だった。

 試合後は初のお立ち台に呼ばれ「はい、鵜飼航丞です!よろしくお願いします!」と本拠地のファンにあいさつし、「とても幸せです」と屈託のない笑みを見せた。今後に向けては「まだ大事な場面では打てていない。これから大事な場面で1本出せるように、勝利につなげられるように頑張っていきたい」と抱負を語り、竜党から惜しみない拍手を浴びていた。

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