阪神・桐敷は中継ぎもいいね　中4日「緊張」の伝統の一戦でも適応能力の高さ見せた

セ・リーグ   阪神5－6巨人 （ 2022年4月1日    東京D ）

＜巨・神（1）＞　7回に登板して1イニングを無失点に抑えた桐敷は気合の入った表情でベンチへ戻る（撮影・大森　寛明）
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　阪神のドラフト3位左腕の桐敷が公式戦では初の救援登板で結果を残した。ガンケルの復帰に伴い、ブルペンに配置転換された初日。3点劣勢の7回に登場し、先頭の丸に右前打を許した後、松原は送りバント失敗の捕ゴロ併殺に仕留め、大城は144キロツーシームで空振り三振に退けた。

　「初めての中継ぎ登板が伝統の一戦で緊張しました。先頭バッターにヒットを打たれてしまいましたが、粘り強く投げる意識の中で無失点に抑えることができてよかったです」

　先発でデビューした先月27日のヤクルトとの開幕第3戦は5回0/3を3失点で黒星。中4日のマウンドで適応能力の高さを示した。「先発でも中継ぎでも1年間戦い抜くことを目標にして頑張っていきたい」。台所事情の苦しい救援陣のキーマンとなりそうだ。