日本ハム・新庄監督 個人とチーム 悩み深き“親心”

[ 2022年4月1日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム6―2西武 ( 2022年3月31日    札幌D )

<日・西>初勝利の新庄監督(左から2人目)はコーチ陣とグータッチをかわす(撮影・西川祐介)
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 【記者フリートーク】昨秋キャンプのスタッフミーティング。日本ハムの新庄監督は引退後に一時、料理の配達員などを仕事とした自身の体験談を交えつつ、選手に少しでも多くのお金を稼がせたいと力説した。「ユニホームを脱いだら大変。精神的にもやられた。苦しい思いをしても、一瞬のチャンスをものにさせて稼がせたい」。一人でも多くの選手を育て上げる決意を示した。

 勝利と育成の両立。その葛藤がこの日の試合前にものぞいた。今季はトライアウトと位置づけるだけに「今年に限ってはチーム事情で先を見込んでこうしようと話している。(個人の)成績よりもチーム。一番、悩むところ」。葛藤と向き合いながらチームを再建している。(日本ハム担当・東尾洋樹)

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2022年4月1日のニュース