【立浪監督語録】先制弾&決勝打の阿部は「“今のフォームじゃ厳しい”ので試合前にフォーム変えさせた」

[ 2022年4月1日 22:07 ]

セ・リーグ   中日3-2広島 ( 2022年4月1日    バンテリンD )

<中・広(1)>本拠地初勝利を挙げ、スタンドの声援に応える立浪監督(撮影・椎名 航)
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 中日は1日の広島戦に逆転勝ちし、連敗が「3」でストップ。立浪和義新監督(52)は、本拠地での初勝利となった。投げては大野雄大投手(33)が8回2失点の好投で、広島のエース大瀬良との投げ合いを制した。以下は、試合後の立浪監督と一問一答。

 ―逆転勝ちだった。
 「ミスから逆転されたり、序盤打てなかった中で、8回によくつないで逆転した。力に変えていってほしいなと思います」

 ―8回は1番大島からの3連打で打線がつながった。
 「みんなバット持ってますからね。たまにはつながってもらわないと困るんですけど、ああいうチャンスで打つことによって、また次から少しでも、チャンスの時に力みなくやっていければ違った形が出てくると思う。続けていけるように」

 ―走者が出て、岡林の場面では動いた。
 「なかなか振っても、打者が力んでしまうので、思い切ってエンドラン(のサイン)を出した。少し調子が悪かったので、ちょうどいい形になったのかなと思います」

 ―鵜飼が見事に応えた。
 「追い込まれて、まだまだとんでもないボールも振るんですが、少しずつですがボールを見極めたり、その前のインコースの厳しいところをファウルにしたのが、ああいう結果につながったと思う。どんどん自信にしていってほしい」

 ―逆転打は阿部。
 「最初のホームランも素晴らしかったですが、きょうから少し“今のフォームじゃ厳しい”ということで試合前にちょっとフォームを変えさせて、結果が出たので続けてほしい。試合前に元に戻せ、ということを言いました」

 ―ビシエドが珍しく怒りを見せた。
 「自分のところでチャンスを2つね。悔しいと思いますし、でも4番はビシエドしかいないので、奮起を期待しています」

 ―大野雄の投球が試合をつくった。
 「立ち上がりから非常に安定感がありましたし、ミスで逆転はされましたけど、8回までその後抑えたので、きょうの逆転につながった。投手は一つ勝てば、マウンドでも良い意味で余裕が出てくると思う。彼には次からも期待していきたい」

 ―名古屋で勝利を届けた。
 「たくさん見に来てもらっていたんですが、なかなか打線が打てなくて、我々以上にファンの方がモヤモヤしたと思う。少しずつですが、こういう試合ができるように、毎試合、毎試合全力でやっていきたい」

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2022年4月1日のニュース