アスレチックス前GM「マネー・ボール」ビーン氏、サッカー経営に着手の可能性

[ 2020年10月14日 02:30 ]

 アスレチックス前GMで現在は上級副社長のビリー・ビーン氏(58)が、サッカー経営に携わる可能性が浮上したと米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じた。同氏は15年まで19年間GMを務めセイバーメトリクスに基づく低予算での弱小球団強化に成功。その姿を描いたノンフィクション「マネー・ボール」は映画化もされた。

 記事では、同氏が共同責任者のベンチャー企業が、レッドソックスを所有するフェンウェイ・スポーツ・グループと合併を模索。合併成立の場合、同氏はア軍を退団、野球ではなく、同グループが携わる英プレミアリーグのリバプールなど、サッカー運営へ転じる、と報じている。

 すでに同氏は、日本代表DF菅原も所属するオランダ・AZアルクマールの株も保有。ア軍の地区シリーズ敗退翌日の9日には、ビーン氏の手法に似た強化策を行う同クラブについて「彼らが成功していて、私がその一部になることができることにくすぐられている」と含みを持った発言を行った。

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2020年10月14日のニュース