オリックス継投失敗、山崎福の好投報われず「投げきれなかったことが悔しい」

[ 2020年10月14日 21:41 ]

パ・リーグ   オリックス0―4ソフトバンク ( 2020年10月14日    京セラD )

<オ・ソ>力投するオリックス先発・山崎福也(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックス・山崎福の好投は報われなかった。6回2/3を3失点で5敗目を喫した。

 140キロ前後の直球に、100キロ台のカーブを織り交ぜて緩急を駆使。6回まで無失点に封じたが、7回に2四球などで2死満塁を招いたところで降板。「序盤から5回までは、ピンチでも粘れていましたし、良い感じで投げられたと思います。ただ、やはり最後のところだと思います。四球で走者を許してしまったこともそうですし、あの場面を投げきれなかったことが悔しいです」と悔やんだ。

 継投策が裏目に出た。山崎福から代わった荒西が、初球いきなり暴投で三塁走者の生還を許して先制点を献上するなど1死も奪えず1四球1失点で降板。3番手・山田も踏ん張れず、2死満塁で柳田に走者一掃の左中間二塁打を浴び、この回一挙4失点。主導権を完全に手放した。中嶋監督代行は、荒西について、「厳しい場面は分かっているんですが、ああいう場面で抑える強さというか、そういうところを頑張って覚えてほしいと思います」と修正を促した。

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2020年10月14日のニュース