“指名公表一番乗り”オリックス 1位は近大・佐藤 大学野手1位獲得なら15年・吉田正以来

[ 2020年10月14日 05:30 ]

各球団のドラフト1位候補
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 オリックスは13日、大阪市内でスカウト会議を行い、福良淳一GMが26日のドラフト会議で近大・佐藤輝明内野手(4年)を1位指名すると明言した。

 「1位は近大の佐藤でいきます。野手ではNo・1。それ以外いない。No・1の選手をいく」。チーム375得点、73本塁打は、いずれもリーグ最少。強打の内野手が不在で三塁手を固定できず、得点力不足解消のために重要な補強ポイント。早大・早川、中京大中京・高橋ら将来性ある投手がいる中で野手の1位指名に踏み切った。

 競合必至の逸材に対し、球団は9月10日に12球団一番乗りで面談を実施。巨人、阪神なども1位候補に挙げるが、指名公表でも真っ先に宣言し、熱意をアピールした形。大学生野手を1位指名で獲得すれば、球団では15年の吉田正尚(青学大)以来5年ぶりとなる。

 約2時間の会議では全体の人数を30~40人に絞り込んだ。中嶋監督代行は練習のため不参加で、23日の次回会議に出席予定。福良GMは「現場の意見も聞いて、というところ」。佐藤を軸にシミュレーションしていく。

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