美技連発の広島・菊池涼 連続守備機会無失策のセ・リーグ記録にあと4 あすにも達成へ

[ 2020年10月14日 21:34 ]

セ・リーグ   広島1―6巨人 ( 2020年10月14日    東京D )

<巨・広>4回2死一塁、適時3塁打を放つ広島・菊池涼 (撮影・白鳥 佳樹)
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 広島の菊池涼介内野手(30)が14日の巨人戦(東京D)に先発出場し、この日も美技を連発するなど今季開幕から90試合連続ノーエラーを達成。二塁手として同一シーズン432連続守備機会無失策のセ・リーグ記録にあと4と迫った。早ければ、あす15日の同戦でリーグ記録達成となる。

 中京学院大から2011年ドラフト2位で広島入りした菊池涼は今季でプロ9年目。プロ2年目の2013年から昨年まで7年連続でゴールデングラブ賞を獲得しており、球界でも屈指の名手として知られる。シーズン無失策を毎年目標に掲げているが、難しい打球にも追いついてしまうだけに昨季は10失策を記録。最少は2018年シーズンの3失策となっている。

 だが、今季はここまでチームの98試合中90試合に出場してノーエラー。この日も4度の守備機会で菊池涼らしい美技を連発して広島の内野を支え、和田豊(阪神)が1993年4月10日の中日戦から9月9日のヤクルト戦までマークしたセ・リーグ記録の432連続守備機会無失策に並ぶまであと4とした。また、二塁手としてシーズン無失策ならセ・パ両リーグを通じて史上初。菊池涼は1987年高木豊(大洋)、1994年白井一幸(日本ハム)が記録した最高守備率・997を更新する守備率1・000に挑戦する。

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2020年10月14日のニュース