阪神・遥人 今季最短の4回3失点KO 前回プロ初完投から一転、指揮官も渋い顔

[ 2020年10月14日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2-4中日 ( 2020年10月13日    ナゴヤドーム )

<中・神(19)>3回無死一塁、高橋(左から2人目)はアルモンテに勝ち越し適時二塁打を打たれ、マウンドでガックリする(撮影・椎名 航)
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 先発・高橋は今季最短となる4回5安打3失点での降板に、肩を落とすしかなかった。

 「先制点を取ってもらったにも関わらず粘ることができず、早いイニングで降板してしまいチームに申し訳ないです」。初回無死二、三塁からアルモンテの二ゴロの間に1点を返されると、続くビシエドに中越え適時二塁打を浴びて同点。3回無死一塁ではアルモンテの打球を近本がはじく間に(記録は適時二塁打)、勝ち越された。

 前回5日の巨人戦は球速を落とした脱力投法でプロ初完投も、この日は芯で捉えられる場面が目立った。矢野監督は「きょうはちょっとコントロールが悪かった。アウトの取り方を見てもけっこう大きなフライとか、ピッチング内容も苦しかったから」と渋い表情。3位中日に0・5ゲーム差にまで迫られた。

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2020年10月14日のニュース