井端で侍打線改造へ「1、2番にしぶとい打者が必要 腹くくらないと」

[ 2013年3月7日 06:30 ]

<キューバ・日本>9回2死一、三塁、右前適時打を放つ井端

WBC第1ラウンドA組 日本3―6キューバ

(3月6日 ヤフオクD)
 キューバに敗れた後、立浪打撃コーチは打線改造に言及した。「腹をくくったオーダーを考えないといけない時が来た」。2次ラウンド最初の台湾戦は難敵の王建民との対戦が濃厚。「1、2番にしぶとく粘れる打者が必要」という言葉からは、井端(中日)を念頭に置いた言葉に聞こえた。

 高代内野守備走塁コーチも先発起用の可能性を「そういう考えは持っている。(二塁経験も)大丈夫」と認めた。

 内川の代役で3番DHで出場して最終打席の狙いすました右前適時打を含む2安打1四球。同点打を放った3日のブラジル戦から続く好調が際立つ。「力負けしないように強い打球を打とうと思った。きょうは内川の代わりのようなもの。チャンスを生かしたかった。2次ラウンドでは1つも負ける気はない。全勝で米国へ行きたい」。

 稲葉、長野、坂本に加え、二塁候補の松井、鳥谷の調子も上がらない中、終盤の切り札と目されていたベテランに先発出場の可能性が高まった。

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2013年3月7日のニュース