イチロー 今季初の左翼「暗い 恐怖」でも好守見せた

[ 2013年3月7日 06:00 ]

ブレーブス戦の5回、右中間二塁打を放つヤンキースのイチロー

オープン戦 ヤンキース0―2ブレーブス

(3月5日 フロリダ州タンパ)
 ヤンキースのイチローが今季オープン戦で初めて左翼の守備に就いた。5日は初のナイター。昨季途中まで所属したマリナーズのキャンプ地ピオリアも薄暗い照明だったが、「距離感が全然分からない。ピオリアよりも暗いかもしれない。恐怖ですよ」と振り返った。

 視界は悪くても、イチローらしさは存分に見せた。初回無死二塁の場面では、主力打者のヘイワードが放った深めのライナー性の飛球に一瞬スタートが遅れながらも捕球。打っては5回、オープン戦初長打となる右中間フェンス直撃の二塁打も記録した。オープン戦通算打率は・400。2日にタンパ市内で自動車の衝突事故に遭って以来、初の試合出場となったが、全く影響は感じさせなかった。

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2013年3月7日のニュース