T―岡田“重症” オリックス チーム打率は・125で初の屈辱4連敗 

[ 2013年3月7日 06:00 ]

<オ・ヤ>9回1死、T―岡田は空振り三振に倒れる

オープン戦 オリックス1―4ヤクルト

(3月6日 京セラD)
 12球団で唯一、オープン戦未勝利のオリックスが、またも完敗した。新人3人を含むヤクルトの継投の前に散発3安打と沈黙。チーム打率は・125にまで下降した。

 4打数無安打のT―岡田が象徴的だ。今季から右足を上げる新打法に取り組んできたが、前日5日から足を上げないすり足打法に戻した。オープン戦はいまだ無安打で、全ての対外試合でも29打数3安打の打率・103と苦闘。「体のバランスが合っていなくて、いろいろやっています。キャンプはいい感じで振れていたんですが、変化球にもろい」と苦しい胸の内を明かした。

 オープン戦の開幕4連敗は球団名がオリックスとなった89年以降では初の屈辱で、結果は問わないという森脇監督も「勝負という場に立っていることを、お客さんに見せるべき」と苦言。韓国代表のWBC敗退で早ければ今週末にも来日する李大浩に、上昇のきっかけを期待する雰囲気も出てきた。

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2013年3月7日のニュース