最強ドミニカ共和国 いきなり大爆発!28安打15点

[ 2013年3月7日 06:00 ]

練習試合 ドミニカ共和国15―2フィリーズ

(3月5日 クリアウオーター)
 WBC史上最強の呼び声の高いドミニカ共和国打線が、前評判通りにいきなり爆発した。28安打15得点。3大会連続出場のレイエス(ブルージェイズ)も、1番・遊撃で先発して2安打2打点。「このチームの化学反応は信じられない。凄いエネルギーがある」とまくし立てた。

 打った投手が価値を高める。フィリーズの開幕投手を務めることが濃厚なハメルズを、3回途中までに12安打8得点でKOした。昨季ヤンキースで主に3番を務め、打率.313、33本塁打、94打点のカノが、2番で先発するほどの重量打線。通算304本塁打のベテラン、テハダ(ロイヤルズ傘下)も「ベンチで“もう2本打てば30安打だぞ”って誰かが言ったんだ。ワオ、信じられないよって答えたよ」。前回大会は格下のオランダに足をすくわれ、まさかの1次ラウンド敗退。早くも火の付いた打線に慢心はない。

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2013年3月7日のニュース