ホンダの佐藤 初戦敗退もプロにアピールの力投

[ 2011年10月27日 06:00 ]

<ホンダ・三菱重工広島>11回、4番手で登板するホンダ・佐藤

第82回都市対抗野球第5日・1回戦 ホンダ4-7三菱重工広島

(10月26日 京セラD)
 27日のドラフト会議で上位指名が確実視されるホンダのMAX152キロ右腕・佐藤は、無念の初戦敗退となった。

 延長11回に3点を勝ち越され、なお2死三塁の場面で4番手としてマウンドへ。最初の打者に四球を与えたが、続く三菱重工広島の主砲・国本を外角高めの141キロ直球で右飛に仕留めた。ドラフトでは横浜をはじめ数球団が獲得に興味を示しており、佐藤自身も「(プロには)憧れがある。機会があれば行ってみたいと思います」。

 北海道東海大4年時の08年のドラフト会議では、プロ志望を表明しながら指名から漏れた。それだけに思いはひとしお。この日も敗戦の中で直球は最速147キロをマークするなど、プロの世界へ向けて熱烈にアピールした。

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2011年10月27日のニュース