【広島4位】土生翔平 早大主将は屈指のアベレージヒッター 足も魅力

[ 2011年10月27日 18:42 ]

土生翔平(はぶ・しょうへい)外野手 22歳 早大 右投左打 1メートル80、76キロ

 レギュラーをつかんだ09年春から4季連続で打率は3割を超え、10年秋には3割8分6厘で首位打者も獲得。慶大・伊藤隼太外野手と並んで東京六大学を代表する打者に育ったが、最終学年となった11年は春に1割8分8厘、秋も1割9分4厘(27日時点)と苦しんでいる。

 本調子ならば、ライナー性の当たりを連発する鋭いスイングが魅力。バットコントロールに優れたアベレージヒッターで、タイミングを外されても前でさばける器用さが高打率につながっていた。

 足、肩も水準以上で、中軸を担っていることから盗塁数はさほどでもないが、09年秋には12試合で7盗塁をマーク。走れるだけの脚力は持っており、打ってから1歩目が早く、内野安打が稼げるのも面白い。

 4年生での不振を考慮に入れても、好素材であることは間違いないだけに、きっかけ一つで、早大の先輩である青木(ヤクルト)のように“化ける”可能性は高い。

続きを表示

2011年10月27日のニュース