横浜球団譲渡 モバゲーのDeNAと正式合意目前

[ 2011年10月27日 16:06 ]

 プロ野球の横浜ベイスターズの球団売却で、親会社のTBSホールディングス(HD)と、買収先となる交流サイト運営大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は28日、それぞれ取締役会を開いて正式に合意する。同日に日本野球機構(NPB)へ球団譲渡の申請を届け出て発表する。

 携帯電話向けソーシャルゲームサイト「Mobage(モバゲー)」を運営するDeNAは、当面は本拠地を横浜スタジアムに残す方針を示している。TBSHDは保有する69・2%の球団株の大部分を売却し、2002年から続けてきた球団運営から撤退する。

 11月2日には12球団による臨時の実行委員会が開かれ、DeNAの事業内容などを審査する小委員会の構成メンバーなどが決められる予定。球団譲渡にはオーナー会議で4分の3以上の同意が必要で、次回のオーナー会議は12月1日に予定されている。

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2011年10月27日のニュース