派手さはないが…JX-ENEOS大城は即戦力左腕

[ 2011年10月27日 12:52 ]

JX-ENEOSの大城基志

 【ドラフト展望 社会人投手】東日本大震災の影響で例年より公式戦が少なくなった社会人野球。都市対抗も従来より2カ月遅れで始まり、どうしてもアピールの舞台は少なくなってしまっているが、そのなかでも入社以来安定した投球を続けている大城基志(JX-ENEOS)が光る。小柄だか切れのある球質が売りで、クイックやフィールディングも○。派手さはないが即戦力だ。

 変則フォームで打者のタイミングをずらす小石博孝(NTT東日本)も救援ならすぐにプロで通用しそう。ぎりぎりまでリリースポイントを隠す上、右足を着地させてからの体重移動も独特で、久古健太郎(ヤクルト)のような期待がかかる。

 パワータイプでは十亀剣(JR東日本)が筆頭。横手から140キロ後半に達するクセ球を投げ込む。社会人で制球力が向上し、長いイニングを投げられるスタミナも。外れ1位候補に名前が挙がるほど評価を上げてきた。

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2011年10月27日のニュース