早起きコンビがやった!日大三 慌てず騒がず 圧巻の逆転劇 

[ 2011年8月10日 10:39 ]

日本文理―日大三 5回表日大三1死一塁、畔上が右中間に2ランを放つ。捕手村上

第93回全国高校野球選手権1回戦 日大三14―3日本文理

(8月10日 甲子園)
 2点を先制されても全く慌てなかった日大三。4回に同点に追いつくと、5回に圧巻の攻撃を見せた。

 先頭の9番谷口が11球粘って中前打を放ち、1番清水の犠打で二塁へ。2番金子は初球内で右前適時打で逆転。そして主将の畔上が右中間スタンド中段まで届く2点本塁打で日本文理を引き離した。

 寮生活で「早起きして練習に取り組んでいるのは1番が畔上、2番が谷口」と小倉監督。早起きコンビの2人がチャンスを作り、それを締めくくった。5回の攻撃で勢いづいた日大三はその後猛攻に次ぐ猛攻で、終わってみれば19安打14点を奪った。

 我慢しながら好機をつくり、その後は相手に息もつかせず攻める。東の横綱の強さが際立った初戦だった。

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2011年8月10日のニュース