わかっちゃいるけど…日本文理「一枚も二枚も上でした」

[ 2011年8月10日 10:57 ]

初戦で敗退し、ベンチ前に整列する日本文理ナイン

第93回全国高校野球選手権1回戦 日本文理3―14日大三

(8月10日 甲子園)
 思わぬ大敗に日本文理の大井監督は「相手が一枚も二枚も上でした。力不足です」と完敗を認めざるをえなかった。

 日大三との対戦が決まってからは、マシンで140キロ台後半の速球に目を慣らし、吉永の変化球に対応するために、バッティングに練習時間のほとんどを割いた。

 それでもプロ注目右腕と実際に対戦すると「わかっていても打者が迎えに行ってしまった」と体が前に突っ込んで、打撃フォームが崩されたことを悔やんだ。

 一昨年の91回大会で日本文理が準優勝、昨年の新潟明訓も8強と新潟勢の活躍が目立ったが、11年の夏は3年ぶりの初戦敗退となった。

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2011年8月10日のニュース