試合終了午前2時 福留 押し出し死球で勝利打点「経験ない」

[ 2011年8月10日 15:37 ]

 インディアンスの福留は9日、クリーブランドでのタイガース戦に「6番・右翼」で出場し、5打数無安打1打点だった。内容は遊ゴロ、空振り三振、空振り三振、見逃し三振、空振り三振、死球(打点1)で打率は2割2分2厘。チームは延長十四回、3―2でサヨナラ勝ちした。

 福留は延長十四回1死満塁の好機で打席に入り「今までに経験ない」という押し出し死球で勝利打点を挙げた。痛そうな表情のまま一塁に向かい、笑顔で駆け寄った同僚らに腕を触られて祝福された。

 試合は雨のため約2時間も中断した上、延長戦に突入。「そんなに長くは感じなかった」という6番打者が左腕に投球を受けたのは、午前2時前だった。

 首位タイガースに競り勝ち、ゲーム差は3に。福留は、氷で腕を冷やしながら「まだまだ先は長いけど(首位攻防戦の)最初の一つを取ったのは大きいんじゃないかな」。(共同)

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2011年8月10日のニュース