巨人7連勝!ついに借金完済…2か月ぶり勝率5割復帰

[ 2011年8月10日 21:57 ]

2回巨人1死、高橋由が右中間に先制本塁打を放つ

セ・リーグ 巨人8―7横浜

(8月10日 横浜)
 プロ野球、横浜―巨人11回戦は10日、横浜スタジアムで行われ、巨人が8―7で逃げ切り7連勝、6月4日以来、約2カ月ぶりに勝率を5割に戻した。先発の内海が5回1/3で7安打4失点と苦しみながらもセ・リーグ単独トップの12勝目を挙げた。横浜の大家は今季まだ白星がなく、4回4失点で5敗目を喫した。

 初回、巨人は1死から藤村が右前打で出塁したが、小笠原が一ゴロ併殺に倒れ、無得点。その裏、横浜も石川が二塁内野安打で出塁したが、無得点に終わった。

 巨人は2回1死から高橋由が右中間へ2試合連続の9号ソロを放ち、1点を先制。外角に入った大家の速球をコンパクトなスイングで捉えると、打球は右中間席に一直線に飛び高橋由は「きのうの本塁打とまではいかないけど、良い形で打てた」と満足感をにじませた。その裏、内海は1死から連続四球を与え1死一、二塁のピンチを招いたが、無失点で切り抜けた。

 3回、横浜は四球とスレッジの左前打で1死一、三塁と絶好のチャンスをつくったが、4番・村田、5番・中村が連続三振に倒れた。

 巨人は4回1死三塁からラミレスの右犠飛で1点を追加。さらに2死一塁から阿部が右越えに11号2ランを放ち、リードを広げた。その裏、横浜は2死から新沼が2年ぶりの一発となる今季1号を左越えに運び、1点を返した。

 巨人は5回先頭の坂本が代わった大沼から左越えに11号ソロ。再びリードを4点としたが、その裏、横浜も中村の中前適時打で1点を返した。

 巨人は6回無死一、三塁から亀井の右翼線二塁打で1点を追加したが、その裏、横浜も下園の右前適時打などで2点を返し、2点差に迫った。
 
 巨人は8回1死一、二塁から古城の右翼線への適時二塁打で1点。なお2死満塁から藤村の二塁内野安打で1点を追加。リードは4点に広がった。

 それでも横浜は粘る。8回裏無死満塁から中村の中前適時打などで一挙3点。再び1点差に迫ったが、あと1歩届かなかった。

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