柳井学園“代役”エース 敗戦の中にも収穫たっぷり 

[ 2011年8月10日 14:43 ]

開星戦に先発した柳井学園・矢沢

第93回全国高校野球選手権1回戦 柳井学園0―5開星

(8月10日 甲子園)
 柳井学園の2年生エース矢沢は敗戦の中にも収穫をつかんだ様子だった。2種類のスライダーやシンカーなど7種の変化球を操り、五回までは2安打無失点と粘った。その後は守備のミスも絡み失点を重ねたが「自分の投球ができたことを自信にしたい」と上を向いた。

 肘を痛めた中尾主将に代わって県大会を一人で投げ抜き、今大会は背番号1で打線の4番にも座った。相手の白根について「球に力があって、これから自分の目標となる投球を見せてくれた」と語り、球速アップを今後の課題に挙げた。

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2011年8月10日のニュース