【ジャンプ】二階堂蓮“同点”銅につながった努力の成果 昨夏にはスーツ着ずに練習

[ 2026年2月11日 05:01 ]

ミラノ・コルティナ五輪 ジャンプ男子個人ノーマルヒル ( 2026年2月10日    プレダッツォ・ジャンプ競技場 )

銅メダルを獲得して笑顔の二階堂蓮(AP)
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 男子個人ノーマルヒルは10日、プレダッツォ・ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS107メートル)で行われ、初出場の二階堂蓮(24=日本ビール)が101メートル、106・5メートルの合計266・0点で銅メダルを獲得した。グレゴア・デシュワンデン(34=スイス)と同点の3位で1980年レークプラシッド大会70メートル級の八木弘和とデッカート(東ドイツ=当時)以来2度目のジャンプ同点メダルとなった。

 二階堂を指導する小川孝博コーチ(59)は、「心が優しい子。悔しいと思っても表には出さず、陰でやっている」と明かす。最も印象に残っているのは、昨夏のこと。思うような結果を出せず、帰国後にスモールヒルで、あえてスーツを着ずに練習を行ったという。

 「昨季は飛型点が出なかった。テレマークのブレがあった」と小川コーチ。スーツ着用時よりもテイクオフで浮力を得られにくいため、理想の空中姿勢を取る難易度が上がる。これを小さい台で繰り返すことで「ぶれなくなった」。着地姿勢の安定にもつながった。

 銅メダルを分け合ったデシュワンデンに2回とも飛距離で上回られたが、着地や空中姿勢による飛型点でその差を埋めた。陰の努力が、初メダルを生んだ。

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