【フィギュア】坂本花織 フリーも堂々1位で感涙「うれしい気持ちが大爆発」銀メダル以上が確定

[ 2026年2月9日 05:30 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第3日 フィギュアスケート   団体女子フリー ( 2026年2月8日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

<ミラノ・コルティナ五輪 フィギュア団体>女子フリー、演技を終え笑顔の坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート団体が8日(日本時間9日)に行われた。団体はこの日が最終日となる。

 女子シングルのフリーには日本から坂本花織(シスメックス)が登場。フリー曲「愛の讃歌」に乗り、冒頭の2回転アクセルに成功。持ち前のダイナミックで優雅なスケーティングを披露した。後半も3回転フリップ―3回転トーループのコンビネーションを見事に決めるなど、会場からも大きな拍手を浴びた。

 演技後には舌を出して、若干の苦笑い。少しだけあったミスを悔やんでいる様子だったが、会場の拍手には手を振って応えた。

 キスアンドクライではチームでおどけた表情を見せるなどお茶目な一面も。その後、148.62点でフリー1位を確認すると、絶叫しながら涙を流して喜んだ。この時点で1位の米国に並び、3位のイタリアと7点差をつけたことで銀メダル以上が確定。最終種目の男子フリー・佐藤駿につないだ。

 坂本は「3連続(ジャンプ)ができなくて、ミスがあったけど、それでも148が出たので驚いた。ジャパンと書いてあるところの左が1位だったので、それが何よりうれしくて、うれしい気持ちが大爆発しました」と振り返った。

 この日は「りくりゅう」ペアから「いいバトンを渡すからね」と宣言された。三浦・木原組の演技は見られなかったが、1位だったことを知り「さすがだな、と。あとは自分がやるしかないと思った」と気合を入れて臨み、結果につなげた。

 男女シングルでは日本にとって史上初となるSPとフリーの両方に出場。個人種目への負担も懸念される中、自らの意思で挑戦を決めた。SPの前にはアイスダンスの吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)のRDを見て涙。「泣きそう、止めな、止めなと思って、パッと横を見たら(鍵山)優真くんが死ぬほど泣いていた。あれ同志いるな、じゃあ泣くか、と」。仲間の頑張りに奮い立ち、SPトップのスコアを叩き出した。今季世界最高の78.88点だった。

 北京五輪で手にした団体銀、個人銅のメダルは自宅の棚に飾ってある。時折、それをベッドに正座しながら眺める。「無の状態で。それを見るとテンションが上がる」。脳裏には、4年前の光景が思い浮かんでくる。「団体で、みんながあの辺にいて応援してくれていたり、先生が見えていたり。自分視線の情景で」。背中を押して欲しいとき、その行動を繰り返してきた。メダルの価値や重みを知るからこそ、SPそして中1日で迎えたフリーにも全力で臨んだ。

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