【名古屋ウィメンズ】安藤友香、日本勢トップで35キロ通過 前田穂南の日本記録から1分45秒遅れ

[ 2024年3月10日 11:07 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2024年3月10日    バンテリンD発着の42・195キロ )

安藤友香
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 パリ五輪代表の女子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦として行われた。

 今大会の日本勢のターゲットは、1月の大阪国際で前田穂南(天満屋)がマークした日本記録の2時間18分59秒。このタイムを狙って、第1グループのペースメーカーの設定は5キロ16分30秒(1キロ3分18秒)となった。

 最初の5キロは16分28秒とほぼ設定通りで通過。10キロは33分5秒とやや遅れた。15キロまでにペースメーカー複数が離脱する波乱の展開で、15キロは49分44秒で通過。20キロは1時間6分21秒と設定より21秒遅れ、中間点は1時間9分56秒だった。

 先頭集団の日本勢は鈴木亜由子(日本郵政グループ)、加世田梨花(ダイハツ)、安藤友香(ワコール)の3人となっている。鈴木は10キロのスペシャルドリンクを取れず、加世田が渡す友情シーンもあった。

 鈴木が25キロ過ぎで遅れ、日本勢は加世田と安藤の争いに。2人は30キロを1時間39分33秒で通過。大阪国際の前田の通過1時間38分36秒から約1分遅れ、パリ切符獲得は厳しくなった。その後、33キロ過ぎに加世田がやや遅れ、安藤が日本勢のトップに立った。

 安藤は35キロでは前田の日本記録通過(1時間54分57秒)から1分45秒遅れる1時間56分42秒で通過した。

 女子五輪代表は昨秋のMGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)が既に決定。今大会で日本記録をさらに更新した選手か、更新できない場合は前田が代表となる。

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