【名古屋ウィメンズ】パリ3枠目懸け号砲 鈴木亜由子らのターゲットは日本記録 ペースに注目

[ 2024年3月10日 09:10 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2024年3月10日    バンテリンD発着の42・195キロ )

<名古屋ウィメンズマラソン>スタートするランナーたち(撮影・平嶋 理子)
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 パリ五輪代表の女子3枠目をかけたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジ最終戦の号砲が鳴った。

 21年東京五輪代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)、加世田梨花(ダイハツ)、安藤友香(ワコール)らが夢切符を狙う。

 女子五輪代表は昨秋のMGCで優勝した鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)が既に決定している。

 3枠目を巡っては、1月の大阪国際で前田穂南(天満屋)が日本陸連の設定タイム2時間21分41秒を大幅に上回る2時間18分59秒の日本新記録をマーク。今大会で日本記録をさらに更新した日本人最上位選手か、記録更新がなければ前田が代表となる。

 鈴木らのターゲットは日本記録更新で、第1グループのペースメーカーは5キロ16分30秒(1キロ3分18秒)の設定で最長30キロまで。このペースでゴールすると2時間19分15秒となり、記録更新にはどこかでペースアップが求められる。

 男子のパリ3枠目が懸かっていた3日の東京マラソンでは、日本勢をけん引するペースメーカーが予定のペースを刻めず、選手からも戸惑う声が出た他、ペースメーカーが給水で立ち止まり、後続ランナーの邪魔になるシーンもあった。

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