錦木が照ノ富士を撃破 花田虎上氏「もう荒れてますね」

[ 2024年3月10日 18:22 ]

大相撲春場所初日 ( 2024年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )

照ノ富士(左)は寄り切りで錦木に敗れる(撮影・奥 調)
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 小結の錦木(33=伊勢ノ海部屋)が横綱・照ノ富士(32=伊勢ヶ浜部屋)に初日から土をつけた。幕内で照ノ富士を破るのは昨年7月の名古屋場所2日目以来2度目だ。

 立ち合いすぐに右四つ。左で抱え込まれ、一気に攻め込まれたものの、右下手に次いで左上手も取って土俵際で踏ん張る。右下手をマワシの結び目付近まで深くして、相手の体を自身の、おなかに乗せるように圧力をかけて逆襲。前進しながら左を巻き替え、もろ差しで寄り切った。

 ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「錦木は(攻め込まれた土俵際で)よく残しましたね。まわしの位置がいいし、うまくおなかを使って前に出ている。百点満点でしょう」と称えた。

 初日から横綱、2大関が黒星を喫する展開に「もう荒れてますね」。よく使われるフレーズ“荒れる春場所”らしい幕開けだと指摘した。

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