【アーチェリー】「成長して五輪へ」園田稚 「パリが決まったわけでは…」上原瑠果 五輪最終予選代表決定

[ 2024年3月10日 17:20 ]

パリ五輪最終予選の日本代表に決まった(左から)上野、園田(撮影・福永稔彦)
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 アーチェリーの女子リカーブ団体でパリ五輪最終予選(6月、トルコ)に臨む代表選手2人を決める選考会が10日、東京・夢の島公園アーチェリー場で行われ、1位の園田稚(わか、21=早大)と、2位の上原瑠果(るか、22=同大)が代表に決まった。

 既に個人でパリ五輪出場を決めている野田紗月(23=ミキハウス)とともに最終予選に出場し、上位4チームに与えられる出場枠獲得を目指す。出場枠を獲得した場合、この3人がそのままパリ五輪代表となる。

 東京五輪は選考会で落選した園田は「今まで頑張ってきたので選手として選ばれてうれしいと思う半面、今回の試合でまだ課題があると思った。最終予選に向けてあと3カ月あるので、フォームの修正や気持ちの面でも成長して五輪に出場したい」と声を弾ませた。

 ユース五輪出場経験のある上原は「凄く緊張した。通過できてうれしい気持ちでいっぱい。まだパリ五輪が決まったわけではないので、試合に向けて調整が必要。自分の弱みを強化していきたい」と気持ちを引き締めた。

 男子団体の日本は昨年の世界選手権で3位となり、既に出場枠を獲得している。

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