パリ五輪マラソン代表決定 女子は世界記録と日本記録の差が7分…瀬古氏が期待する日本選手の特長とは

[ 2024年3月10日 12:39 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2024年3月10日    バンテリンD発着の42・195キロ )

<名古屋ウィメンズマラソン>会見をする瀬古利彦日本陸連ロードランニングコミッションリーダー(撮影・平嶋 理子) 
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 10日の名古屋ウィメンズマラソンでパリ五輪代表選考が終了し、男女の代表6人が決定した。

 男子は昨秋MGC優勝の小山直城(ホンダ)、2位の赤崎暁(九電工)に加え、その後の指定大会で日本陸連の設定タイム突破者が現れなかったため、MGC3位の大迫傑(ナイキ)が代表に。

 女子はMGC優勝の鈴木優花(第一生命グループ)、2位の一山麻緒(資生堂)、1月の大阪国際で2時間18分59秒の日本記録をマークした前田穂南(天満屋)が代表となった。

 女子で19年ぶりに記録更新となったが、世界記録2時間11分53秒とは7分6秒もの差がある。残り5カ月でどう差を縮めるか問われた日本陸連の瀬古利彦・ロードランニングコミッション・リーダーは、「難しい話ですよね」とした上で「日本人の得意なところは練習量。それを生かせる選手が集まった。世界選手権や五輪は記録ではなくプレッシャーもかかる。良いメンバーが揃った」と期待を寄せていた。

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