照ノ富士も負けた…大相撲春場所初日から“大波乱”1横綱2大関が痛恨の黒星発進

[ 2024年3月10日 18:03 ]

大相撲春場所初日 ( 2024年3月10日    エディオンアリーナ大阪 )

照ノ富士(左)は寄り切りで錦木に敗れる(撮影・奥 調)
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 大相撲春場所は10日、エディオンアリーナ大阪で初日の取組が行われ、初場所で自身9度目の優勝を果たした横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)は小結・錦木(33=伊勢ノ海部屋)に敗れ、痛恨の黒星発進。大関・霧島(27=陸奥部屋)と豊昇龍(24=立浪部屋)も敗れ、いきなり1横綱2大関に土がつく幕開けとなった。

 今場所は琴ノ若が大関に昇進し、21年名古屋場所以来2年半ぶりの1横綱4大関時代が到来。上位が充実するなか、注目の照ノ富士は結びの一番で返り小結の錦木に苦杯。最後は力なく寄り切られ、手痛い黒星発進となった。

 新大関となった琴ノ若は平幕・熱海富士をはたき込みで下し白星発進。首のケガで先場所を途中休場し、自身8度目のカド番で迎える大関・貴景勝は前頭筆頭の“難敵”朝乃山をはたき込みで撃破し、意地を見せた。

 残る大関勢では豊昇龍が前頭筆頭の“業師”宇良に肩透かしで敗れ、黒星発進。霧島も小結・阿炎に苦杯。初日にして4大関のうち2人に土がつくことになった。

 また、史上最速タイの初土俵から所要9場所で新入幕を果たした尊富士は、再入幕の大奄美を送り出しで下し、白星発進を飾った。

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