友野一希、来季の目標は「世界選手権でメダル」 その先に「2年後の五輪も見据えて…」

[ 2024年3月10日 07:12 ]

友野一希
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 京都フィギュアスケートフェスティバルが9日、京都アクアリーナで開催され、友野一希(上野芝ク)が大トリで登場した。

 今季のフリー「Halston」を舞うと、アンコールでは昨季のSP「ハッピージャズ」を披露。テンポの違う2曲で観衆を魅了した。

 昨年末の全日本選手権は6位にとどまり、3季連続となる世界選手権の出場を逃した。だが、全日本のフリーでは終盤、誰もがほぼミスのない演技を披露する中、自身も完遂した。

 「日本男子のレベルの高さが改めて見せられたし、自分が経験した中でも一番、レベルが高かったんじゃないかという試合で。あの試合ですごく良い演技ができて幸せだった。ただ、SPのミスが響いたと思うので、総合力をどんどん上げていきたい」

 SP、フリーをそろえる重要性を口にした友野。具体的な課題としては「やっぱり自分はジャンプかなと思う」と口にした。新たな4回転の習得も視野に入れつつ、まずはトーループ、サルコーの完成度を上げることに重点を置く。

 来季のプログラムは継続するかも含めて未定ながら「世界選手権の代表を狙って、さらにメダルを獲る」と目標を掲げた。その先には、より大きな舞台も視野に入れる。

 「2年後の五輪も見据えた上で、来シーズンからはフルでやっていけたら。1年を通して、良い成績で終えられるようにしたい」
 自分と向き合いながら、さらなる飛躍を目指す。

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