ドルーリー朱瑛里 U18制覇で高校の全国大会初V「昨年より、また一つ成長できた」

[ 2023年10月21日 15:12 ]

陸上・第17回U18陸上競技大会第2日 ( 2023年10月21日    愛媛・ニンジニアスタジアム )

表彰式で2位の亀井と笑顔でポーズを決めるドルーリー
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 女子800メートル決勝が行われ、ドルーリー朱瑛里(津山高1年)が2分7秒77の自己ベストをマークして優勝した。

 前日の予選は2分13秒56を出して2組1着で通過。決勝は全国高校総体3位で予選トップの亀井咲里(東大阪大敬愛高3年)を2番手で追う展開となる。残り200メートルあたりからラストスパートを仕掛けると、残り数十メートルで逆転。先頭でゴールを駆け抜けた。

 「今回の試合は、楽についていって、ラスト100でどれだけ抜けるか、上げれるかを課題にしてきた。イメージ通りのレースができて良かった」

 鶴山中3年で迎えた今年1月15日の都道府県対抗女子駅伝で区間新記録を出し、17人抜きで話題を呼んだ。地元の津山高に進み、地方大会から勝ち上がって出場した全国高校総体は1500メートルで1年生ながら表彰台に上がった。

 8月下旬の日韓中ジュニア交流競技会では初めて日本代表のユニホームを身にまとい、1500メートルで2連勝。迎えた今大会は「チャレンジ」と位置づけた800メートルに挑み、実力者とのレースを制した。これが高校に入って全国大会初タイトルとなった。

 「昨年より、また一つ成長できたかなと。この半年間でいろんなことを経験させてもらう中で、新しい環境でやっていくことができて、成長したかなと思います」

 今後は駅伝シーズンに臨んでいくが見込まれるドルーリー。これまでの成長をつなげていく。

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