石川遼8位浮上 ライバルが強風で苦しむ中 10メートルパットも沈め「ラッキーでした」

[ 2023年10月21日 04:40 ]

米男子ゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ第2日 ( 2023年10月20日    千葉県・習志野CC=7079ヤード、パー70 )

 第2日、通算3アンダーで8位の石川遼
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 強風の中、17位で出た石川遼(32=CASIO)が4バーディー、3ボギーの69で回り、通算3アンダーの8位に浮上した。ボー・ホスラー(28=米国)が通算7アンダーで単独首位。

 最大瞬間風速16・5メートル。強風に翻弄(ほんろう)され多くの選手が伸び悩む中、石川がトップ10に浮上した。「僕は風の日は風に助けられるものだと思っています。フォローの時は曲がりにくいし、アゲンストの時はみんな難しい」。その言葉通り追い風の8番で、フェアウエーからの残り90ヤードの第2打を56度のウエッジで1・5メートルにつけバーディーを奪った。4番では10メートルのバーディーパットも沈め「ラッキーでした」と運も味方につけた。

 予選で同組で回ったのは米ツアー飛距離ランク3位のチャンプと細身の飛ばし屋バティア。ホールによっては20ヤードほど置いていかれる場面もあった。それでも「自分がどうなっちゃうのかと思っていましたが、自分のゴルフをやるしかないと徹していました」と周囲に惑わされなかった。

 21年に米下部ツアーの予選会に挑戦するなど米ツアーへの再チャレンジの思いは強い。「あと半分もありますし、各選手もここからスコアを伸ばしてくる。その中で自分のゴルフを貫くことができればチャンスはあると思います」と気を引き締めていた。 

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