32歳・乾友紀子が引退 アーティスティックスイミングの第一人者 27日に記者会見

[ 2023年10月21日 05:10 ]

2023年7月の水泳世界選手権エキシビジョンえの乾友紀子(撮影・平嶋 理子)
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 日本水連は20日、アーティスティックスイミング(AS)で日本の第一人者として活躍してきた乾友紀子(32=井村ク)が現役を引退すると発表した。27日に都内で記者会見を開く。

 乾は12年ロンドン五輪から3大会連続で五輪に出場。16年リオデジャネイロ五輪ではチーム、デュエットの2種目で銅メダルを獲得した。21年東京五輪後はソロに専念し、22年世界選手権ブダペスト大会でテクニカルルーティン、フリールーティンの2冠。今年7月の世界選手権福岡大会では2年連続ソロ2冠を達成した。

 世界選手権後は大会に出場しておらず「今までやってきたことをどうやって生かしていけるか。ASにずっと関わりたい気持ちはある」と語っていた。

 ◇乾 友紀子(いぬい・ゆきこ)1990年(平2)12月4日生まれ、滋賀県出身の32歳。小学1年から本格的に競技を始めた。小学6年から井村クラブに所属し、井村雅代コーチに師事。近江兄弟社高―立命大卒。日本のエースとして五輪に2012年ロンドンから3大会連続で出場した。愛称はいぬいの“いぬ”から「ワンさん」。身長1メートル70。

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