タンパク質不足で「病気」になる?足りないと出る症状とは

[ 2023年10月21日 09:00 ]

プロテインブームによって注目されている「タンパク質」は、三大栄養素の1つ。体を作る上で非常に大切な栄養素です。しかし、意外に1日の必要量をしっかり摂るのは難しい……。では、タンパク質が不足したらどうなるのでしょうか? 今回は「タンパク質不足で病気になる」という噂を『【チェック】タンパク質不足時の症状とは?』という記事からピックアップしてご紹介します。

タンパク質不足で「病気になる」って本当?

タンパク質が不足したからといって必ず病気になるというわけではありませんが、以下のことが要因となり病気リスクが上がることは考えられます。

  • タンパク質の1種である「免疫グロブリン」が減少し、免疫力が下がる
  • コラーゲン質で出来ている粘膜が弱くなり、ウイルスや細菌などに感染しやすくなる

また、タンパク質が不足することで、骨がもろくなり、骨折しやすくなる可能性も考えられます。このように、病気・ケガのリスクを低減するためにもタンパク質は必要だと言えるでしょう。

タンパク質が不足するとどんな症状が出るのか

  • 皮膚のトラブル(乾燥・ハリの低下・たるみなど)
  • 髪の毛のトラブル(ボリューム低下・ぱさつきなど)
  • 爪のトラブル(二枚爪・爪が割れるなど)
  • 疲れやすくなる
  • 筋肉の量が減る
  • 太りやすくなる

タンパク質不足時の症状

皮膚・髪・爪のトラブルが起きるしくみ

タンパク質は、皮膚・髪の毛・爪などの原材料です。

そのため、不足する事で、肌の乾燥や髪のボリューム低下といった症状が起こることがあります。

疲れやすくなるしくみ

タンパク質が不足することで、タンパク質を材料とする、

  • 体のバランスに関わるホルモン
  • やる気などの感情に関わるホルモン
  • 消化・吸収・代謝に関わる酵素

の活性が落ちることで、疲れやすくなると言われています。

筋肉量の減少・太りやすくなるしくみ

タンパク質が不足すると、その不足を補うために、筋肉が分解・代謝されます。その結果、筋肉量の減少・太りやすくなるといった症状が生じる可能性があります。

※本記事はMELOSで公開された記事『【チェック】タンパク質不足時の症状とは?「太る」「疲れやすい」は本当なのか』を再編集したものです。

<Edit:編集部>

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