ネーサン・チェンが最優秀選手　4回転半成功のマリニンに特別賞　ISUスケーティングアワード

ネーサン・チェン
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　国際スケート連盟（ISU）は5日、スイスのチューリヒでフィギュアの年度表彰式「ISUスケーティング・アワード」を開催し、最優秀選手は北京五輪覇者のネーサン・チェン（米国）が受賞した。また、ISU公認大会で初めて4回転半に成功したイリア・マリニン（米国）が特別賞を受賞した。

　日本勢では、男子の五輪連覇者でプロ転向した羽生結弦さんが最優秀プログラム賞と最優秀衣装賞の最終候補者となっていた。また、今季のGPシリーズで初出場優勝、GPファイナル4位と躍進した女子の渡辺倫果も最優秀新人賞でノミネートされていた。

　20年7月に行われた新設の第1回では「最優秀選手賞」（MVS＝Most　Valuable　Skater）を受賞。その後は新型コロナウイルスなどの影響などで表彰は延期となっており、今回が2回目の開催だった。

◇各賞受賞者◇
・最優秀新人賞　イザボー・レビト（米国）
・最優秀衣装　マディソン・チョック／エバン・ベイツ（米国）
・最優秀振付師　シェイリーン・ボーン
・最優秀コーチ　パトリス・ローゾン
・特別功労賞　カタリナ・ビット（ドイツ）
・特別賞　イリア・マリニン（米国）
・最優秀選手　ネーサン・チェン（米国）
・最優秀プログラム　ガブリエラ・パパダキス／ギヨーム・シゼロン（フランス）