日本代表75キャップのSH田中史朗が今季初出場も東葛は2戦連続零敗

[ 2023年2月5日 19:25 ]

ラグビーリーグワン第7節   埼玉45―0東葛 ( 2023年2月5日    千葉・柏の葉公園総合競技場 )

<東葛・埼玉>後半19分から今季初出場した東葛のSH田中
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 埼玉(旧パナソニック)が6トライを挙げて東葛(旧NEC)に45―0(前半17―0)で快勝し、開幕から7連勝。勝ち点を30に伸ばして首位をキープした。埼玉は今季初のシャットアウト勝ちで、ボーナスポイント獲得は2試合目。2戦連続零敗の東葛は6連敗を喫し、勝ち点4の11位。

 東葛は日本代表キャップ75を誇るSH田中史朗(38)がリザーブとして今季初めてメンバー入りし、後半19分から途中出場した。前半は2失トライで耐えていたチームは後半に3トライを許し、0―38と差がついた状況での登場。速いパスや裏へのキックなどで攻撃を操ったが、チームはそのたびにミスや反則を犯して得点できずじまい。久々のピッチに「個人的には楽しめたが、1点も取れずに終わってしまった。もっと声をかけた方がよかったかな。練習から口酸っぱく言って、トライを取り切る意識を持たせないと」と振り返った。

 埼玉は19年まで所属していた古巣。「古巣と意識しないで、自分たちのチームにフォーカスしてやりたいと思っていた」と話した。昨季加入したチームはリーグワン1年目が12位、今季も開幕戦に勝っただけと苦戦続きだが、「良くなっていると思う。スイッチが入るのが遅いが、入った時のディフェンスはしっかりできている」と成長を実感している様子。ただし、この日も反則が20に達するなど規律面が課題で「反則が多い理由はFWの意識。トライを取れる時にバックスのミスもいっぱいあった。FWのディフェンスと、アタックでしっかり取り切る力をもっと勉強しないといけない」と指摘した。

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2023年2月5日のニュース