日本・西岡&ダニエル 快勝で王手!添田新監督の初陣飾った

[ 2023年2月5日 04:40 ]

テニス男子国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部プレーオフ第1日 ( 2023年2月4日    兵庫県三木市ブルボンビーンズドーム )

西岡良仁(AP)
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 3戦先勝方式で行われ、日本がポーランドにシングルスで2勝してワールドグループ1部進出に王手をかけた。第1試合は世界ランキング33位の西岡良仁(27=ミキハウス)が世界273位のダニエル・ミハルスキ(23)に6―3、6―2で快勝。第2試合は世界108位のダニエル太郎(30=エイブル)が世界255位のカツペル・ズク(24)を下した。添田豪新監督(38)の初陣で、故障離脱中の錦織圭(33=ユニクロ)も観戦。きょう5日はダブルス1試合、シングルス2試合を予定している。

 添田新監督の初陣で、西岡、ダニエルがそろってストレート勝ち。ともにブレークを一度も許さない快勝だった。世界ランクのポイントが付与されないデビス杯は出場を回避する選手も多いが、今回の日本は離脱中の錦織を除くベストメンバーが集結。世界10位フルカチュが欠場したポーランドを圧倒して第1日を終えた。

 現役時代の添田監督の世界ランク最高位は47位。昨年10月に引退したばかりで選手との距離は近い。指揮官として一線を引くことも考えたが「それでは自分が監督になる意味がない」と対話路線を決断。一緒に食事に出かけるなど密なコミュニケーションを続けた。西岡は「初陣を一緒に戦いたいのが皆の意思」と強調。「今までの監督では話しにくかった話もできる。空気感は良い意味で一番、ゆるい」と笑った。

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2023年2月5日のニュース