朝乃山が今月中旬に帰郷へ　地元・富山後援会のパーティーで「しっかり感謝の気持ちを伝えたい」

日本大相撲トーナメント、十両トーナメント1回戦、朝乃山（右）が寄り切りで武将山を下す（代表撮影）　
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　十両・朝乃山（28＝高砂部屋）が5日、東京・両国国技館で行われた第47回大相撲トーナメントに出場した。1回戦は右四つから万全の攻めで武将山（27＝藤島部屋）を下したが、2回戦で北の若（22＝八角部屋）に寄り切りで敗れた。

　取組終了後に報道陣の取材に応じ、今月中旬に故郷・富山に里帰りする予定であることを明かした。12日に開かれる地元後援会主催のパーティーに出席するためで、大関陥落後初めての本格的な帰郷。「まだ帰りたくない気持ちもありますけど…」と本音を漏らしつつ「後援会の方から“帰って来い”と声かけてもらったからには、しっかりあいさつをして感謝の気持ちを伝えたい」と思いを語った。

　6場所ぶりの関取復帰となった初場所では圧倒的な強さを見せて14勝1敗で十両優勝。常々「富山からの応援は一番力になる」と話している元大関は、関取として地元に帰ることがファンへの一つの恩返しになる。