男子のSC軽井沢クが連覇！山口「熱い戦いができた」「ファイヤー！！」カーリング世界選手権代表に

カーリング日本選手権最終日 （ 2023年2月5日    北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホール ）

日本選手権を制したSC軽井沢ク（C）JCA　IDE
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　男子決勝でSC軽井沢クが北見協会を6―2で下し、2年連続10度目の優勝を飾った。4月の世界選手権（カナダ）代表にも決まった。

　1次リーグは5―7、決勝トーナメントは11―9と今大会1勝1敗だった北見協会との最終決戦。18年平昌五輪に出場したサードの山口は「相手より先にアイスを呼んで、普通のショットを1個ずつ決めて、勝てる状態をつくりたい」と闘志を高めていた。

　1―1で迎えた第4エンド。有利な後攻でスキップの柳沢のラストショットを巧みなスイープでハウスの中心付近に運び、2点を奪って優位に立った。第8エンドは苦しい展開ながらラストショットを冷静に決めて1点。不利な先攻の第9エンドに2点スチールに成功し、勝負を決めた。

　山口が「日本始まって最後の3日間は北見との試合がきつかったけど、魂と魂がぶつかりあう熱い戦いができた。うれしいです。ファイヤー！」と言えば、柳沢は「（世界選手権で）メダル取れるポテンシャルはあると思っている」と大舞台を見据えた。