チーフスのQBマホームズは「高位足関節捻挫」 22日の精密検査で診断される AFC決勝に暗雲

[ 2023年1月23日 07:08 ]

ジャガーズ戦の第1Qに右足首を痛めたチーフスのQBマホームズ(AP)
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 NFLプレーオフで5シーズン連続のAFC決勝進出を決めているチーフスのQBパトリック・マホームズ(26)が22日に精密検査を受け、右足首の前側を痛めている「高位足関節捻挫(High Ankle Sprain)」と診断された。AP通信が関係者の話として伝えているもので、2シーズンぶりのスーパーボウル進出がかかる29日のAFC決勝に出場した場合には、かなりの“リスク”を抱えることになりそうだ。

 マホームズはジャガーズと対戦した21日のAFC準決勝(ディビジョナル・プレーオフ)の第1Q、相手選手にタックルされた際に足首を負傷。第2Qはほとんどプレーせず、後半に入ってから復帰して試合は27―20で勝っていた。

 当日のレントゲン検査では異状はなく、22日のMRI検査でも骨折やじん帯損傷などはなかったが、NFLで「High Ankle Sprain」と診断された選手の回復にはかなりの時間がかかっており、昨年11月下旬に同じ個所を負傷したチーフスの主力RBクライド・エドワーズエレア(23)が練習に復帰したのは前週になってからだった。

 ジャガーズ戦ではドルフィンズとジャガーズで先発経験のあるチャド・ヘニー(37)が第2Qにリリーフ。レギュラーシーズンではパスを2回しか投げていなかったが(成功0)、このクオーターでは7回中5回のパスを通してTDを1つマークしていた。

 マホームズ本人はジャガーズ戦のあと「思ったよりも症状は軽い。痛みはあるが足首を休ませる時間はあるし、次の試合までに100%に近い状態にしたい」と語っていたが、万全の状態でフィールドに立てるかどうかは微妙になっている。

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