49ersが12連勝でNFC決勝へ 新人QBパーディーは先発昇格後7戦全勝

[ 2023年1月23日 12:05 ]

49ersを勝利に導いた新人QBのブロック・パーディー(AP)
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 NFC準決勝(ディビジョナル・プレーオフ)の残り1試合が22日、カリフォルニア州サンタクララで行われ、第2シードで地元の49ers(西地区1位=13勝4敗)が19―12(前半9―6)で第5シードのカウボーイズ(東地区2位=12勝5敗)を下し、レギュラーシーズンを含めて12連勝を飾って2年連続でNFC決勝に進出した。

 49ersは開幕時の先発QBだったトレイ・ランス(22)とスーパーボウルの出場経験のあるジミー・ガロッポロ(31)が負傷で離脱しながらの快進撃。ドラフト最後の指名選手(7巡目=全体262番目)となった新人QBブロック・パーディー(23=アイオワ州立大出身)はこの日、TDこそマークできなかったが、29回中19回のパスを通して214ヤードを稼ぎ、先発昇格後は7戦全勝となった。

 9―9で迎えた第4Qの開始直後にはシーズン途中でパンサーズから移籍してきたRBクリスチャン・マカフリー(26)が残り2ヤードを突破して勝ち越しのTD。49ersはホームでは今季9勝1敗となってNFC決勝では第1シードのイーグルス(東地区1位=14勝3敗)とスーパーボウル出場をかけて激突することになった。

 27シーズンぶりのスーパーボウル出場を目指していたカウボーイズは、NFC準決勝では2003年以降、7回連続の敗退。QBダク・プレスコット(29)は37回中23回のパス成功で206ヤードと1TDをマークしたものの、前半で2つのインターセプトを喫して主導権を奪えなかった。

 なおAFCとNFCのカンファレンス決勝は29日にカンザスシティー(ミズーリ州)とフィラデルフィア(ペンシルベニア州)で開催される。

 <カンファレンス準決勝の結果>
 ▼AFC
(1)チーフス27―20(4)ジャガーズ
(3)ベンガルズ27―17(2)ビルズ
 ▼NFC
(1)イーグルス38―7(6)ジャイアンツ
(2)49ers19―12(5)カウボーイズ
 *カッコ内はシード順

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