AFC決勝の「仮チケット」が5万枚の売れ行き 舞台はアトランタ チーフスかビルズが準決勝敗退なら無効

[ 2023年1月21日 09:57 ]

AFC決勝の舞台になる可能性があるアトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアム(AP)
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 米ジョージア州アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアム(収容7万5000人)で開催される可能性を残しているNFLプレーオフ(AFC決勝=29日)のチケットが発売から24時間で5万枚以上が売れ、試合が行われないかもしれないチケットの販売としては異例の売れ行きとなった。

 同スタジアムはプレーオフに出場していないファルコンズの本拠地。しかしセーフティーのダマー・ハムリン(24)が一時心停止となったために1月2日のベンガルズ戦が打ち切りとなったビルズ(13勝3敗)がこの試合に勝っていればAFCの第1シードだったために、リーグ側はAFC決勝が「チーフス(第1シード)対ビルズ(第2シード)」の対戦になった場合には、中立地で開催すると明言していた。

 チーフスは14勝3敗だが、消化数が1試合少ないビルズは今季のチーフスとの直接対決(11月16日)で24―20で勝利。この一戦が予想もしない形でポストシーズンの日程に影響を与えており、メルセデス・ベンツ・スタジアムでのチケット販売についてはチーフスとビルズの年間チケット購入者が優先されている。

 アトランタ開催となった場合のホームチームはビルズ。23日の段階でチケットが余っている場合には一般販売に回される。

 ただし21日と22日に行われるAFC準決勝(ディビジョナル・プレーオフ)で、チーフスかビルズのどちらかが負けた場合には、上位シードのチームの地元でAFC決勝が開催されることになっている。

 <カンファレンス準決勝(21、22日)の組み合わせ>
 ▼AFC
(1)チーフス―(4)ジャガーズ
(2)ビルズ―(3)ベンガルズ
 ▼NFC
(1)イーグルス―(6)ジャイアンツ
(2)49ers―(5)カウボーイズ
 *カッコ内はシード順

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2023年1月21日のニュース