ネッツが連敗を4で阻止 アービングが48得点 渡辺は4試合ぶりに3Pを成功

[ 2023年1月21日 13:33 ]

ジャズのクラークソンをマークするネッツの渡辺(AP)
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 東地区全体4位のネッツは20日、ロード5連戦の3戦目をソルトレイクシティー(ユタ州)で迎え、117―106(前半51―65)で勝利を収めて28勝17敗。右膝を痛めたケビン・デュラント(34)が離脱してから続いていた連敗を4でくい止めた。

 前日はフェニックス(アリゾナ州)でサンズと対戦しており2日連続の試合というタフな日程だったが、カイリー・アービング(30)が第4Qでの21得点を含む今季自己最多の48得点。39分の出場でフィールドゴール(FG)を29本中18本(うち3点シュートは15本中8本)、フリースロー(FT)を6本中4本成功させて11リバウンドと6アシスト、4スティールも記録するなど、攻守両面で奮闘してチームを勝利に導いた。

 ネッツは第1Q途中で13点をリードしながらそのアドバンテージを生かせなかったが、接戦となった第4Qでは102―102となったあと、残り3分1秒から50秒までの間にアービングとこの日10得点のセス・カリー(32)がそれぞれ2本ずつ3点シュートを成功。土壇場の競り合いを“長距離砲”で制してジャズを突き放した。

 ネッツの1試合平均でのリバウンド数はリーグ28位の40・8で前日のサンズ戦でもチーム・リバウンドは34―49と劣勢。この日もジャズに対して42―46と下回ったものの、第4Qでは相手に”セカンドチャンス”をほとんど与えなかった。

 センターのニック・クラクストン(23)は20得点と4ブロックショット。チームの3点シュート成功は41本中18本で成功率は43・9%だった。

 渡辺雄太(28)は第2Qから出場。このクオーターの4分17秒に左サイドで放った3点シュートはリングに嫌われた。それでも第3Qの9分55秒、ロイス・オニール(29)のパスを受けて右のコーナーから放った2本目は成功。しかし残り53秒での3本目はうまくキャッチできないままにボールをリリースして失敗し、この日は13分の出場で3得点、出場時間帯のチームスコアはマイナス10だった。。

 これで今季の3点シュートは試投82本に対して成功41本。成功率は50・0%で、成功率部門で1位となっているデイミオン・リー(30)の48・9%(174本中85本)を依然として上回っているが、規定本数(試合数分)には4本不足している。

 西地区全体6位のジャズは3連勝を逃して24勝25敗。ジョーダン・クラークソン(30)が29得点、ラウリ・マーカネン(26)が22得点と11リバウンドをマークしたが勝利にはつながらなかった。

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