古江　“クレメンスパワー”開幕9位発進　元MLB投手らと同組　スイングの感触「ぼちぼち」

米女子ゴルフツアー　ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ第1日 （ 2023年1月19日    米フロリダ州レークノナ・クラブ＝6617ヤード、パー72 ）

今季初戦で9位につけた古江（AP）
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　今季初戦が開幕し、初出場した古江彩佳（22＝富士通）が5バーディー、4ボギーの71で回り、畑岡奈紗（24＝アビームコンサルティング）とともに1アンダーで9位につけた。笹生優花（21＝フリー）は70で回り、2アンダーで日本勢トップの7位。67をマークしたブルック・ヘンダーソン（25＝カナダ）が単独首位に立った。今大会は過去2年間のツアー優勝が出場条件で、29人が著名人とペアを組み予選落ちなしで争う。

　大会初出場の古江は71で9位と上々の滑り出し。それでも一時は4アンダーまで伸ばしながら、終盤6番からの3連続ボギーで失速しただけに「終盤の3連続ボギーっていうのは悔しい。まだまだ経験が足りない」とサバサバと振り返った。

　各界セレブとラウンドする特別な形式でのトーナメント。この日は元MLBの名投手、通算354勝を誇るロジャー・クレメンス氏、07年最多勝のジョシュ・ベケット氏とラウンドを共にした。「（第1打は）常に置いていかれた。野球選手のパワーを感じた」と目を丸くした。自身はオフに調整したスイングについて、「ぼちぼち良かった」と感触は良かった様子。4打差を追う第2日に向けて「楽しんで、しっかり自分のゴルフができたら」と抱負を語った。