金井清一さん 誤嚥性肺炎で死去、82歳 国内15勝、18年に殿堂入り

[ 2023年1月21日 05:05 ]

1996年の第一生命カップシニアを制しトロフィーを掲げる金井清一さん(日本プロゴルフ協会提供)
Photo By 共同

 男子ゴルフの日本プロ選手権や関東オープン選手権でいずれも2勝するなど活躍した金井清一(かない・せいいち)さんが、昨年11月30日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため川崎市内の病院で死去した。82歳。新潟県出身。日本プロゴルフ協会が発表した。葬儀・告別式は家族葬で行った。喪主は妻の幸子(さちこ)さん。

 東京・秋葉原の電器店で働いていた時にゴルフを覚え、ほぼ独学で腕を磨いて1965年に25歳でプロテスト合格。初勝利は72年に尾崎将司に競り勝った日本プロ選手権だった。76年にも同選手権で勝つなど「公式競技」と呼ばれたビッグイベントで強く「公式戦男」の異名を取った。

 息の長い競技人生で、50歳で勝った90年のNST新潟オープンまで国内15勝。日本シニアオープン選手権で91年の第1回から3連覇するなどシニアでは通算17勝、賞金王は5度。18年に日本プロゴルフ殿堂入りした。

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2023年1月21日のニュース